インポート タスクは、ビルド ファイルを現在のプロジェクトにインポートするために使用されます。インポートされたファイルは、ProjectHelper を使用して解析されます。 ProjectHelper は実際には、インポートされたファイルを解析する役割を果たします。
インポート タスクはトップレベルのタスクであるため、ターゲット要素内で使用することはできません。このタスクに関連する機能的側面が 2 つあります。
ターゲットのオーバーライド
現在のファイル内のターゲットがインポートされたファイルでも使用できる場合は、現在のファイルのターゲットが優先されます。
特殊な特性
インポートされたファイルは、現在のメイン プロジェクトに対してローカルです。インポートされたファイルとローカル ファイルを区別するために、Ant はインポートされたビルド ファイルへのパスを含むプロパティを追加します。
注: インポートされたファイルに name 属性が含まれていない場合、そのプロパティは設定されません。
Apache Ant インポート タスクの属性
属性 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
ファイル | インポートするファイル。 | はい |
オプション | true の場合、ファイルが存在しない場合でもビルドを停止しません。 | いいえ |
として | ターゲット名の先頭に付加されるプレフィックスを指定します。 | いいえ |
プレフィックスセパレータ | プレフィックスとターゲット名の間に使用される区切り文字。 | いいえ |
Apache Ant インポート タスクの例
以下のコードは、親ディレクトリにある common-targets.xml ファイルからターゲットをインポートします。
プロジェクトをインポートします
共通ディレクトリ内にあるtargets.xmlファイルからターゲットをインポートします。